テフロン製のフライパンを買い換える
たまたま見ていたテレビでテフロン製フライパンや鍋の正しい使い方、というような番組をやっていたのですが、大体注意した方がいい点はこんな感じでした。
・鉄のヘラやお玉等で表面を傷つけると加工が剥がれるので、木ヘラを使う。
・使用直後に冷たい水で洗うと、表面加工の劣化が早い。(表面と内部で冷却時の伸縮率が違うため)洗う場合はお湯か、表面温度が冷めるまで待つとよい。
・表面温度が上がりすぎると表面加工が劣化、剥がれる原因となるので、なるべく空焼きをしない。
でもここまで注意して使っても寿命は3~4年。注意して使ってなかったら、早ければ1年位で劣化し始めるのでしょうか。そういえば、2~3年前に買ったフライパンでチャーハンを作ると、最近ご飯がくっつくようになりました。
「テフロンなんてすぐ駄目になるよ。剥がれたフッ素加工は食べちゃってるんだろうな!(嫁)」そうか。フライパンって使い捨て感覚で、比較的すぐに買い替えるものなのか、とちょっと残念な気持ちになった2015年だったのですが、最近とうとう鉄のフライパンを買いました。
鉄のフライパン!(特に固有名詞は無いみたいです)うちはIHなので中華鍋は無理だし、鉄製は無いんだろうなぁと思っていたんですが、あるんですね。IHでも使用可能な鉄のフライパンが。
さすが鉄。なかなかの重量感があります。表面はなんだかゴツゴツとしていますね。くっつき防止なんでしょうか。
一応サビ防止のためにシリコン樹脂でコーティングしてありますが、あくまでも製造後のサビ防止が目的なので、使用中に剥がれてもいいのだそうです。
鉄のフライパンはテフロン製とはまた違う特徴があります。
①使用後はすぐにタワシ等を使ってお湯で洗う。(洗剤は使っては駄目)洗った後は熱して水分を飛ばして、最後に油を薄く塗っておく。
②焦げ付いた場合はサンドペーパーやスチールタワシで磨き、洗浄後に強火で加熱して、冷めたら油を薄く塗っておく。(サビた場合も同様の対応)
鉄のフライパンの最大の弱点は「水分」なので、使用後は空焼きするのがポイントみたいです。焦げ付いたりサビても、削って磨けば再生するのも面白いですね。大事なのは油を絶やさない事で、「黒色酸化被膜」を表面に発生させ、油がなじんだ状態にする事なのだそうです。
使い込んだ中華鍋が黒光りしているのは、こういう事なんですね。使い込んでいくうちに油がなじんで、錆びにくくなるみたいです。使っていく度に少しずつレベルアップしていくみたいで楽しい。
でも欠点や注意点もあります。
・テフロン製に比べて重い。
・手入れが面倒。(さぼると多分錆びてしまう)
・煮物、茹で料理、蒸し料理はしない方がいい。(油の被膜がとれやすいので)
僕は電化製品は仕方ないにしても、調理器具はなるべく長い事使いたいと思っているので、こういう大事に使えば一生使えそうなフライパンはとても好感が持てます。手入れは確かに多少手間ですが、ずっと使っていけるように、大事にしていきたいと思います。
時代劇セレクション第二弾!
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