2016年を振り返る~牡蠣の燻製(オリーブオイル漬け)
ド年末となり、ようやく色んな事から解放されたので、大掃除と平行して燻製を作りました。
久しぶりなのでちょっと心配でしたが、燻製は適当に作ってもそれなりの味になってくれる事が多いので、分量や温度等それほど神経質にならなくても平気だと思っています。
前回は1パック分の牡蠣を燻製したんですが、労力の割にすぐに無くなって寂しい思いをしたので、今回は2パック買ってきました。これだけあると食いでがあります。
茹でた直後の牡蠣。ぷっくりして早速おいしそう。ある程度食感を残したいですが、生があると怖いので、しっかりと火は通したいですね。10分程度茹でれば平気(だと思う)。
次にあらかじめ作っておいたソミュール液に漬けます。ソミュール液とは味付けの為の液体なんですが、簡単に作ることができます。
ちなみに今回は牡蠣2パックに対して、水500ml、塩12g、砂糖12gとしました。後は適当に胡椒とか。このレシピも人によって好みで、お酒を使う人もいれば、色んなハーブやスパイスを入れる人もいます。僕は面倒なのでいつもシンプルです。
3時間程ソミュール液に漬けたら、液体を水道の水で洗い流します。漬けている時間が短いので、それほど洗い流す必要はありません。
洗い流した後は一つずつキッチンペーパーでくるんで水をとり、3時間程風乾します。僕はいつも下の写真の様な網に入れて外の風にさらしています。
表面に水分がついているとうまく燻製できないので、よく乾燥させましょう。扇風機を使っても時短になっていいですね。
牡蠣が乾燥したらいよいよ燻製します。僕はいつも下の写真の様なスモークウッドを使っています。1ブロックで1時間~2時間くらい煙が出てくれます。
肝心の燻製時の写真を撮り損ねてしまって、下の写真は前回のものなんですが、乗せる網の目が広いと、小さな牡蠣が落下してしまう恐れがあるので、なるべく目の細かい網を敷いておいた方がよいです。
3時間近く燻製したら、1時間ほど風乾します。燻製したての食材は当然煙臭いんですが、とがった感じが無くって食べやすくなります。また燻製もやりすぎると美味しくなく、嫁は「たき火の味がする」と言って嫌がります。
牡蠣と平行して作ったスモークチキン。他に卵とチーズも燻製したんですが、調子にのって作り過ぎました。
最後にオリーブオイルに漬けて完成。2~3日は漬けた方が美味しいです。燻製当日のものに比べて味が全然違います。ちなみに年末年始で無くなったので、年明けてからまた作りなおしました。
僕は主に燻製までで、後の調理は嫁に任せます。
お正月に作った燻製牡蠣のなます。オイル漬けの牡蠣とあっさりとしたなますが相性が良くて美味しいです。パクチーもいいアクセント。お正月仕様ですね。
下の写真の牡蠣の上に乗っている赤い物体は、マリネしたみじん切りの大根と玉ねぎ。赤大根と一緒に漬けたら赤い色素がうつったようで、見た目が綺麗ですね。一番上に乗っているのは長ネギです。マイルドなオイル牡蠣にピリっとしたネギの風味が合います。
下の写真は燻製牡蠣のペペロンチーノ。オイルは牡蠣を漬けたオリーブオイルを使っているので、全体的にまんべんなく燻製風味。パスタに混じっている紫色の物体は長ネギです。美味いです!
燻製牡蠣はそのまま食べても十分美味いですが、元々火が通っているため料理しやすく、色んな組み合わせが楽しめました。
久しぶりに燻製が楽しかったので、今年はまた猪や鹿の燻製したいと思います。
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