箱根仙石原のかま家へ【後編】
前回のお話です。
この日は結局ほぼ我々の貸切で、非常にのんびりできた訳ですが、なんだか暇そうで気の毒でした。ちなみに温泉は元々、男女に分かれていたのですが、現在は供給量がまだ少ないために、の一つお風呂しか空いていませんのでご注意下さい(2015/09/27の時点です)。
恐らく、性別の違う先客が居る場合は、出てくるまで待たされるかと思いますが、次第に供給量は増えてくるはずですので、いずれ元に戻ると思われます。
浴室はそれほど広くなく、洗い場も3つしかないし、浴槽も4人も入れば一杯です。ちなみに、このお店は表向きは釜めし屋を全面に出して営業していますので、温泉目当てに来る人はそれほど多くないと思います。うちも何度も来ていますが、お風呂で他のお客さんと一緒になることはまれでした。
お湯は白濁していて、よく見ると硫黄の成分が粒子になって浮遊しているのが分かります。ここは加水をせずに源泉そのままを使っているそうで、入ると確かに全身がピリピリとして、湯の質が他と明らかに違います。
僕も嫁も温泉の質だけで言うなら、ここの温泉が一番好きです。ただ、硫黄臭が結構残るので、タオルはもちろん、この日に着衣していた服には暫く硫黄臭がとれないと思います(笑)
お風呂から出てまずビールを。ここは大瓶のサッポロ黒ラベルしか置いていませんが、630円と安いのです。
この日は珍しく小鯵の南蛮漬けがあったので頼みました。甘くつかってて美味しかったです。
僕が頼んだ鮭親子釜めし。写真のイクラはトレード用に半分しか入っていませんが、実際は倍以上あります。
嫁が頼んだカニ釜めし。当然カニしか入っていませんが、たっぷりですね。
嫁の提案で三色丼に!いつもはシェアして食べるんですが、これも中々良いアイディアだなぁと思いました。今度からこうしようと思います。
ちなみに他には、とり、貝、穴子、梅じゃこ、海老があり、全て価格は1,580円です。他にも金目の煮つけや、イカの沖漬け、小鯵の南蛮漬けがメニューにありますが、用意していない事が多いため、基本的には釜めしだけと思っていた方がよいかと思われます。(イカの沖漬けだけはいつも置いてあります)
なにぶんお年寄りだけで切り盛りしているし、噴火の事もあって少し心配だったのですが、とにかく営業していてよかったです。これから客足戻るといいですね。これから仙石原はススキが見ごろになりますので、お近くまで来られたらぜひ。うちもまた来ます!
帰りに見かけたタヌキの看板。絶対タヌキ以外にも色々いると思うんだけど、なぜか狸だけアピール。
時代劇セレクション第二弾!
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