ちょっとした傷口に猪の脂
ここ数年冬になると、ご近所の猟友会の方から猪の肉を頂くようになりました。
猪は豚と違って全身が筋肉の塊なので、肉はほぼ赤みなのですが、冬の間だけ皮の下に分厚い脂肪の塊をつけて寒さから体を守ります。昔の猟師は、その脂を溶かして固めた物を万能薬として重宝したというので、うちでも作って常備する事にしました。
といっても、普段は嫁が指先のあかぎれや、乾燥肌の予防に使う位なのですが、僕にもようやく使う機会が訪れました。
人差し指の丁度関節の部分に、5mm程度の切り傷を作ってしまい、傷自体は大したことないのですが、関節なので指を曲げる度に痛むし、中々血が止まらなかったのです。
そこで実際に猪脂を塗りこんだところ、ほどなくして出血が収まり、そのせいか気持ち痛みも和らいだ気がしました。凄い!猪脂!!
最近では嫁が100円均一で手頃な瓶を買ってきて、猪脂を作っては友達に配る様になりました。多少美味しそうな臭いがしてしまうので、ローズマリーを入れています。
これは精製したばかりの脂なので、トロトロで透明ですが、冷やすと白く固まります。
肌に塗ると全然ベトつかず、サラサラしていてすぐに肌になじみます。
当然食べても問題ないものなので、炒め物の時に使ってもいいし、何かに塗って食べてもOKな上に、豚や牛の脂と比べて低カロリー。今年の冬も猪の脂が活躍しそうです。
時代劇セレクション第二弾!
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